วันจันทร์ที่ 1 กรกฎาคม พ.ศ. 2556

もっとお金が貯まる、「四分法」とは?

 
 
2500年の時を超えて受け継がれるお金の真理
 
 
お陰様でこの連載も3年目になります。読者の皆さんの多くも節約をして、お金を貯めている人が多いなぁと感じます。次のステップとして、貯めたお金を活用していけるとよいですね。
 
アメリカの貯金箱でとても面白いものを発見しました。「ハッピー・マネーのピギーちゃん」というその貯金箱には、お金を入れる口が4つあるんです。それぞれに、「SAVE(貯蓄)」

「SPEND(消費)」「DONATE(寄付)」「INVEST(投資)」と書かれています。お金を意識的に使っていこうという意思が見えるすばらしい貯金箱だと思いました。

 実は「四分法」に関しては、2500年前を生きたブッダも具体的に言及しているんです。収入の四分の一は自分の生活のために使い、四分の二(半分)は仕事のために使い、残りの四分の一は将来の不幸に備えてとっておきなさいという考えかたです。また、別の言い伝えでは、「消費」「貯蓄」「(事業への)投資」「他者への施し」として利益を配分するというお話もあります。

 重要なことは収入の何割かをお金を生産するために回転させるということです。まるで現在の会社経営の考え方のようですね。また、ものおしみをせずに、他人に施しをしなければならないと言っています。施しに関しては金銭だけではなく、ボランティアをするなどの労働を提供することでもよいそうです。生活の糧である仕事を一生懸命し、収支の均衡のとれた消費を心がけ、貯蓄に励み、お金を回転させていけば自然とお金は貯まっていくという考え方です。

    このエピソードは商人や資産家に向けたものです。収入の半分を仕事のために使うというのは、自営業者の場合は参考になると思います。オフィスで働く女性の場合は、半分を消費に使い、四分の一を仕事や寄付に、四分の一を貯蓄にまわせると理想的ですね。最初は四分の三を消費に使い、仕事と貯蓄に10%ずつ、寄付に5%など始めやすい割合でスタートするのもよいでしょう。

 寄付に関しては、敷居が高いと感じるかもしれませんね。例えば、職場のみんなにお菓子を配るというのも立派な施しにあたります。まずは、手みやげを渡すなど小さなところから始めてみてはどうでしょう。私も手みやげを渡す習慣を心がけてから、不思議と物をたくさんいただくようになりました。

 ロバートキヨサキの『金持ち父さん貧乏父さん』でも「与えることの力」についての言及があります。「何かが足りないとか何かが必要だと感じたときには、まず、それを人に与えることだ。そうすればあとになって、二倍にも三倍にもなって返ってくる。」この本でもっとも大切で、忘れないで欲しいメッセージだと書かれています。

 節約をして貯めたお金を自分のところにとどめておきたいと思うのは自然なことです。しかし、お金はただあるだけでは何の意味もなしません。将来不安からお金を使うことに怖くなっている人もいるかもしれません。そんな人も少しずつでもよいので、お金を生かして使うことに慣れていきましょう。この連載のなかでお金の生かし方についてもお伝えしていきたいと思います。 

参考文献:『中村元選集18 原始仏教の社会思想』(春秋社)

イラスト/本郷史織

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